家ごもりの日々~その2

今日のお題は仕事。

新型コロナで仕事に影響が出ている(どころか失職した)方、職業柄、在宅ワークが不可能な方、生計を立てるために自宅に篭れない方、自宅篭りをする人々のためにライフラインを届けるお仕事の方、他者の命を最前線で守るお仕事の方、そして、在宅ワークになって少なからず仕事に困難が生じている方などなど―さまざまな立場で皆さん、さまざまな苦労を重ねておられることだと思う。そうやってCOVID-19が蔓延する中で社会の存続を可能にして下さっている皆さんに、心より感謝申し上げたい。

本日のGoogle Doodle より転載

一方、私の仕事は…

日頃と何ら変わりがない(爆)。少し仕事量が減っていることは確かであるが、浮き沈みは常にあるので、これが新型コロナの影響かどうかは明確ではない。仕事がない時も、Translators without Bordersでボランティアをしているため、COVID-19関連の翻訳がこの数週間よく入ってくるので、作業をしている時間は全体的にあまり減っていない。

PC上でしか仕事のやり取りをせず、気づいたら数日間家族以外と話しをしていない就業スタイルが完全に根付いているので、家に閉じこもっているのはプロである(笑)。Facebookの翻訳仲間とのグループページでも、ほとんどの人が私と同じ反応でジョークのネタにしている。もちろん、言語や分野によっては影響を受けている翻訳者もいるので一般論ではないが、私個人はいつもの生活を送っている。

夫も会社勤めを退いてからはずっと在宅であるし、継娘は典型的なティーンらしく、キッチンに用事がない時は自室で静かに暮らしているので、私の仕事に差し支えがあるようなことは何もない。非常にラッキーな職場環境である。

さらに、このCOVID-19のおかげで(といっては語弊があるが)、翻訳家コミュニティがいつになく活発で、先週はCOVID-19席捲下の業界について話し合うサミットがWeb上で行われ、充実した3日間だった。来週もカンファレンスが3日間あるので、そちらにも登録した。元来は年1回、翻訳家がヨーロッパのいずれかの国で集結する会議で、いつも参加できず悔しい思いだったが、今年はCOVID-19でニュルンベルクである予定だったものがオンライン・カンファレンスとなった。会費に含まれているニュルンベルク半日観光ができないのに、同じ料金を支払うというのは少々不満だが、主催側もこの変更でかなり不必要な作業があることだろうし、思いがけない参加のチャンスが巡ってきてきたのだから、あまり文句は言うまい。来週もとても楽しみである。

さて、今週末も仕事が入っているので、作業に戻るとするか…

出典:http://altaverba.be/wp-content/uploads/2012/10/10statesofmind.jpg

 

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